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Now On Summit

主に登山の記憶

ソロで縦走 槍ヶ岳〜西穂高岳

無雪期登山

2014.7.31-8.3 槍ヶ岳 (3,180m 長野県・岐阜県)
        北穂高岳 (3,106m 長野県・岐阜県)
        涸沢岳 (3,110m 長野県・岐阜県)
        奥穂高岳 (3,190m 長野県・岐阜県)
        西穂高岳 (2,909m 長野県・岐阜県)

一年前からこのルートに決めていたソロチャレンジ山行のときが来た。
大気は不安定で予報も曇りがちだけど、なんとか行けそうな雰囲気ではある。

1日目
新穂高温泉P〜槍平小屋〜飛騨沢〜槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳槍ヶ岳山荘(テント泊)
2日目
槍ヶ岳〜大キレット北穂高岳涸沢岳穂高岳山荘(テント泊)
3日目
穂高岳山荘〜奥穂高岳〜ジャンダルム〜間ノ岳西穂高岳〜西穂山荘(テント泊)
4日目
西穂山荘〜新穂高ロープウェイ新穂高温泉P

沢沿いの右俣林道。沢の音が聞こえているだけで涼しげ。

見上げれば穂高の峰々と夏の空。

稜線までは遠い。焦らず一歩一歩。

北アルプスのシンボルは、登山者を笑顔にする。

自分もその中の1人。

ここでしか味わえない空気を、いっぱい吸い込もう。

朝日が昇り、空や山々を染めていく。

ここに居ることを幸せに感じる瞬間。

標高3000mの稜線を歩き出せば

至高の時間の始まりだ。

更なる試練と

更なる高みを目指して。

困難を乗り越えれば、苦しみは喜びに変わる。

その喜びを、自分の心に焼き付けよう。

天気は気まぐれで、夕立が通り過ぎると

今日の自分へのご褒美と

明日の自分へのエール。

怖がってはいられない。進もう。

己に打ち勝った者たちへの賛辞。

しかしまだ始まったばかり。

指先とつま先に神経を集中させて進む。

いくつのピークを超えたのかはわからない。

すべてはこの達成感のため。

そこには待っていてくれる人がいる。

4日間ずっと見えていた笠が岳。見えていてくれてありがとう。

最後にどうしても見たかった槍ヶ岳。一瞬ガスが取れて頭を出した。
あそこから歩いてきたという感慨にふける。

無事に全部歩き通せてよかった。
指輪が岩に当たる度、気を引き締めながら歩いた。

行かせてくれた妻と、応援してくれた方々、出会った方々、ありがとう。
これに慢心することなく、今後も安全登山を誓います。