Now On Summit

主に登山の記憶

稜線漫歩 白峰三山

2014.9.13-15 北岳 (3,193m 山梨県)
        間ノ岳 (3,190m 山梨県・静岡県)
        農鳥岳 (3,026m 山梨県・静岡県)


晴れ予報の三連休。
ベストシーズンなだけに、どこの山も混雑は避けられない。
8月は土砂崩れの影響で行き辛かった北岳。今年標高が改定して第3位に並んだ間ノ岳
もしかしたら一番混むエリアかもしれないな。

(画像をクリックすると1280×853で見れます。)

 
 
 
1日目
奈良田=[バス]=広河原〜大樺沢二俣〜肩の小屋〜北岳北岳山荘(テント泊)
2日目
北岳山荘〜中白根山間ノ岳農鳥小屋〜西農鳥岳農鳥岳〜大門沢小屋(テント泊)
3日目
大門沢小屋〜奈良田



スタート地点から見る頂上は、いつも気持ちを高ぶらせる。

焦らない。焦らない。

次第に山頂にガスがかかり出し

青空を目指すと

反対側には女王が。

稜線歩きの始まり。

でも、やはり頂上は

ダメだこりゃ。

天空の縦走路は一部だけ。

山頂が晴れるころ、テント場も賑やかに。

明るい夜。

凍てつくテント。

夜明けとともに歩き出す。

言葉はいらない。

道はまだまだ続く。

立ち止まってみたり

一息ついてみたり

振り返ってみたり

遠くを眺めてみたり

見上げてみたり

見下ろしてみたり。

天空の縦走路に別れを告げ

旅が終わる。


混雑は覚悟してたが、北アルプスの人気エリアほどではなかったようだ。
それでも小屋、テントともにキャパオーバーだったと思う。どれだけ混んでいようが、それぞれ楽しい思い出を作ってくれればいいのだけど、人が多ければ多いほどなかなか難しいのも事実。
次に繋がるいい経験をしたと、ポジティブに捉えることが大事。

8月の鬱憤は晴らせた。