Now On Summit

主に登山の記憶

群馬から新潟へ 谷川岳〜茂倉岳

2015.05.23-24 谷川岳 (1,977m 群馬県新潟県
        一ノ倉岳 (1,974m 群馬県新潟県
        茂倉岳 (1,978m 群馬県新潟県


自家用車で行って、電車バスで車を回収。
これができれば自家用車派でも縦走がやりやすくなって、ルートの幅が広がる。谷川エリアの地図を見てるといろいろパターンはあるが、今回はその初級編。
避難小屋泊で行ってみた。


IMG_8625.jpg


(画像をクリックすると1920×1280で見ることができます。)

1日目
土合駅〜西黒尾根〜谷川岳〜一ノ倉岳〜茂倉岳〜茂倉避難小屋(泊)

2日目
茂倉避難小屋〜茂倉新道〜土樽駅=(JR上越線)=土合駅



□□□ 避難小屋での人間模様


IMG_8479.jpg

先客は山岳会らしき男女ペア。男性は60オーバー、女性は30代。男性はすっかり出来上がっていて避難小屋でのウンチクを語っている。声が大きいので嫌でも話が聞こえてくるが、ちょいと一眠り。


IMG_8481.jpg

IMG_8495.jpg

IMG_8492.jpg

IMG_8516.jpg


目が覚めると傾いた日に当たりながら相方は本を読んでいた。男性の話はまだ続いている。女性がトイレに立つと1人になった男性は10秒おきに咳払いをする。寝るときにされなきゃいいんだが。


IMG_8528.jpg

IMG_8524.jpg

IMG_8530.jpg

IMG_8540.jpg


今日はもう誰も来ないと思っていたら17時ごろに立て続けにソロの男性が2人来た。50前後の男性と30代半ばくらいのオシャレ山ボーイ風。2人とも水場をアテにしていたようで、水場は雪の下なので雪を溶かしたほうがいいと話をしたら、ため息混じりの返事をしていた。


IMG_8567.jpg

IMG_8570.jpg

IMG_8590.jpg

IMG_8575.jpg


50男性は空のペットボトルに雪を入れて溶かそうとしていた。バーナーはないらしい。さて…。


IMG_8584.jpg

IMG_8594.jpg

IMG_8601.jpg

IMG_8609.jpg


一方、山ボーイは手際よく水を作って食事をしていた。彼は隣で雪の入ったペットボトルを振っている50男性を見るに見かねて、レトルトを湯煎した残りのお湯を渡していた。僕らも湯煎後のお湯ならあるんだが…それはサトウのごはんを湯煎して、若干プラスチック臭くなったお湯。こんなのでよければと差し出すと、喜ばれた。


IMG_8614.jpg

IMG_8621.jpg

IMG_8633.jpg

IMG_8643.jpg


聞けば、肩の小屋に14時だったので泊まってもよかったが、こっちもアリかなと来てみたらしい。行き当たりバッタリな上、準備不足過ぎて感心しない。


IMG_8652.jpg

IMG_8672.jpg

IMG_8674.jpg

IMG_8706.jpg


明るいうちに晩餐も済ましてしまったため、日が沈んだらシュラフに潜って寝るだけ。心配だった山岳会男性の咳払いはなく、彼は誰よりも早く寝たようだ。


IMG_8713.jpg

IMG_8717.jpg

IMG_8738.jpg

IMG_8749.jpg


朝4時に目覚ましをセットしていたのは自分だけだった。外に写真を撮りに行って戻ると行き当たりバッタリさん以外は朝食&片付けをしていた。山ボーイはやはり手際がよく、ちゃっちゃと準備して5時頃に出て行った。山岳会男性は相変わらずトークを飛ばしているので、僕らも6時前に出発。


IMG_8759.jpg

IMG_8768.jpg


バッタリさんはまだ夢の中のようだ。板の間の上に直シュラフで冷たくないのかな。