Now On Summit

主に登山の記憶

雪のない冬の始まり 常念岳

2015.11.21-11.22 常念岳 (2,857m 長野県)


三連休です。
燕岳まで縦走したかったのですが、雪はないし天気も微妙なので単発としました。
稜線では冷たい強風が吹いていて、そこだけ冬でした。



(画像をクリックすると1920×1280で見ることができます。)

1日目
一ノ沢登山口〜常念小屋〜常念岳〜常念小屋(テント泊)

2日目
常念小屋〜一ノ沢登山口


胸突八丁の階段を登り終えると雲を抜けた。
下界からは頂上が見えていたが次第にガスに包まれ、もしかしたら頂上もガスで槍穂の稜線も見えないかもと心配していたので期待が膨らむ。



常念乗越。
やった。槍が見えている。
明日は期待できない予報だったので今日中に頂上へ行こう。



この日はテント場独り占め。
かと思いきや、冬季小屋内でテント張ってた人が出てきたのか?夕方にひと張り増えた。
冬季小屋は15人ほど泊まってたらしい。



なめらかな雲海。
一面に広がってた。



寒々しい奥穂〜前穂。
雲海と高曇りの狭間で北アルプスは全て見えていた。
写真を整理していて気付いたのが、ミニチュア燕岳やミニチュア烏帽子岳
遠くから見る「高さ的に目立たない山」探しも面白い。



翌朝の雲海は前日とは違い、荒々しく男らしい雲海だった。
今年の北アルプスは雲海に恵まれていた気がする。
来年もたくさんいい景色を見せてくれ。