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Now On Summit

主に登山の記憶

BCスキーって凄いな 阿寺山

2016.02.27 阿寺山 (1,509m 新潟県


あでらやま。
BCスキーヤーの間で人気の山らしい。最近知った。登山するには時期的に早いような気もするが、この週末はテントは控えて日帰りの山を探していたらここになった。標高差1200mほど。なかなかのもんですぞ。




(画像をクリックすると1920×1280で見ることができます。)

広堀橋P〜山頂直下雪原〜広堀橋P

最初は林道?
先行者はボードを背負ったスノーシューの2人。と思っていたらあっという間にスキーヤーに抜かれた。

あの黒い森の尾根をひたすら登っていけば頂上のはず。

次々とスキーヤーが登ってきて、次々と追い抜いていく。
藪っぽいところでは大変そうだが、スキーヤーの登りは速い。


中央奥のデコボコが八海山の八ツ峰、右の凛々しい山は五竜岳


急斜面ではスキーは直登できないため、ジグザグに登っていく。
わかんで直登しようとすると膝上くらいのラッセルは必須で、一人では到底もたないのでスキーとシューのトレースを追う。


なんとなく湿り気があるパウダースノーがブナの森を覆いつくしている。

緩斜面と急斜面が交互にあって、ひたすらトレースを辿るがワカンの浮力ではスキー・スノーシューのトレースが役に立たないほど沈む。場所によっては何度も足場を固めないと登れない区間もあった。


ブナも少なくなってきた。そろそろ抜けるか。

緩斜面も傍から見たら笑われちゃうようなペースで歩く。秘技牛歩。
次の急斜面を登ったら頂上かなと、何回考えて何回肩を落としたか。

だいぶ抜けた。魚沼の山々が見渡せる。


スキーヤーが滑ってくる。
登りの尾根ではなく谷へ滑っていく人もいるので人数は少なめ。



こここそ頂上だろ!と思って気合で登ったけどまだまだ続くよ。


次の急斜面を登ると大雪原に出た。
まだ先にピークは見えるし、反対側の山々の頭すら見えない。少し考えて、ここは頂上ではないという結論が出た。この景色を見た瞬間にほぼほぼ決まっていたが、果てしない景色が広がっているこの場所が今日のピークに決定。



ぼんやりと巻機山だろうか。でかい。


ほとんどのスキーヤーは下りていなくなっている中、スノーシューで登ったボーダー2人が下りてきた。聞けば、頂上はそこに見えているピークの先。頂上からはエチコマ中ノ岳もドーンと見えるらしい。
せっかくここまで来て、その景色を見ないで下りるのは悔しいが、心は折れ、体力は限界。これ以上登ることはできなかった。


その先の景色が見たかった。


この雪原も例年だと木が全て埋まってまっさらな雪原になるという。そうなったらまた来よう。もう少し雪が締まった3月後半がいいかな。ワカンで登山するには時期が少し早かったね。せめてもう一人いれば頂上に立てたと思う。
これくらいの条件の山を一人で登り切る体力が欲しい。


本来の計画では3月にテント持参で来て五竜岳も登る予定だったが、登れるのかアレ。


下り始めてしばらくするとスキーヤーが一人登ってきた。

「あれ?さっき・・・」
『二回目です』



BCスキーヤー恐るべし。