Now On Summit

主に登山の記憶

梅雨前の最高の山歩き 大天井岳&常念岳

 

2018.06.02-03 大天井岳 (2,922m 長野県) 

         常念岳 (2,857m 長野県)

 

 

このブログのヘビービューワーの方なら「コイツまた大天井かよっ」とデジャヴ感すらある記事になりそうなことを、書き出しで謝罪いたします。

 

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当の本人も年に2回は行ってるような気がするくらい好きです、大天井岳

北アルプスのシンボル、いや、登山界のシンボルである槍ヶ岳を間近で感じ、裏銀座の山々や立山、はたまた後立山まで、北アルプスほぼ全部見えます。テント場のある大天荘から10分で山頂に立てるのも魅力です。(大天荘の営業は6月後半から)

登山口から遠いのが難点ですが、その景色を見れば長時間歩いた疲れも吹っ飛ぶことでしょう。

 

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過去に大天井岳まで行ったのは全て中房温泉から登っていましたが、燕山荘から大天荘と常念小屋から大天荘、どちらが楽なのか体験してみたかったこともあり、今回は初めて一ノ沢から常念乗越経由で登ってみました。

 

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結果的にはどちらが楽とかはないです。どちらもキツいです。ゴールが最初から見えていても遠いし、ゴールが中々見えなくても遠い。

 

 

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燕山荘からの場合、ほぼ横移動ですが、小さいアップダウンで地味にジャブを喰らいつつ、最後の上りでノックアウトです。

 

 

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対して常念からの場合、横通岳と東天井岳が立ちはだかります。基本的にこれらのピークは巻きますが(今回は横通岳に登ってしまった)、それぞれガツンと上ります。地図では東天井岳の西側で直角に曲がるところで大天井岳のひとつ手前のピークが見えますが、そこまでももうひと上りしなければなりません。大天井はその向こう側です。

 

 

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CTは常念からのほうが長いので気分的にはマイナスですが、今回は一ノ沢ルートで一部雪渓を通ったことで体力に余裕ができました。雪渓がなければ一ノ沢ルートのほうがキツく感じるかもしれません。登山口から小屋までにいかに体力温存できるががその後の稜線歩きに影響が出るのではと思います。

 

 

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そろそろ梅雨に入ろうかという6月頭。出来過ぎなくらい良いタイミングでテント泊登山ができました。いつもなら帰りは下りるだけのスタイルですが、この天気でそのまま下りるのも勿体無いので常念岳も登ってみたりして。

2017年の夏山シーズンは散々だったので、2018年の夏は当たり年になりそうな予感すら漂う山行になりました。

 

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