灼熱の白山はお花の山でした
2018.07.14-15 白山 (2,702m 石川県・岐阜県)
海の日三連休を利用して、なかなか行けない遠征へ。
朝イチにスタートするのは諦め、下山してくる人とタイミングよく入れ替わるつもりで10時ごろに一ノ瀬に着くと、タイミング悪く一番下と思われる辺りで警備員に誘導されてしまった。絶対もっと上で空いてるはずなのにと思いつつも、500mくらいだからいいか~。
一日目は南竜ヶ馬場のテント場までのCT3:30ほど。砂防新道は整備が行き届いていてものすごく歩きやすい。途中に二ヶ所ある避難小屋もトイレ水場完備と至れり尽くせり。睡眠不足で若干ハイになっていたこともあり、皆さんが暑さでヒーヒー言ってる間を縫うように快調に歩いてテント場到着。
テント場はお花畑でそれはもう天国でした。私たちがテントを張ったのはコテージの前でしたが、夕方になるにつれ日陰になるので快適でした。日陰のないところだとツライですね。ずっと日向のテントの横に座ってたおじ様が夕方には真っ黒になっていました。
明るいうちに寝て1時過ぎに起きると、天の川を肉眼で見ることができました。天の川を写真に撮るときはほぼ肉眼でも見えているんですが、ここまでくっきり見えたのは2013年の立山雷鳥沢以来かな。
この日はテント場も満員で、夜中1時とはいえ誰かしらライトを点けて歩いているので、もっと人がいない場所で撮影するべきでした。
翌朝テントを撤収して室堂を目指します。途中の展望台からは北アルプス、乗鞍、御嶽山が雲海に浮かぶ姿が見れました。あっちの混雑具合はどうなんでしょうね。こっちは思っていたより空いてます。
室堂で朝ごはんを食べていると突然ラジオ体操が始まりました。せっかくなのでラジオ体操をして、ザックをデポさせてもらって軽荷で山頂へレッツらゴー。
さくっと山頂に着くので、そのままお池巡りルートへ向かいます。まだ雪が残っていて、雪解け水が神秘的な色をしていたのが印象的です。火口内なので結構ザレてます。
「あの山は何ていう山だろうね」
気持ちのいい稜線歩きができそうな山は別山と言うらしい。今回は行けそうにありませんが、ここに再訪することがあるのでしょうか。せめて室堂を満喫してから下りましょう。
観光新道はニッコウキスゲだらけという情報をいただいていたので楽しみにしていました。想像を超える咲き乱れ方だったので時を忘れて堪能しまくり。基本的に花は興味ありませんが、ここまで主張されると立ち止まらないわけにはいきません。しかし、魚眼レンズでアップで撮った写真がことごとくピンボケ。。
この後、暑さと激下りでかなりの消耗戦となりましたが、120%充実の山行でした。海の日連休で晴れるのも2011年以来か?そしてやはり思うことは、テント場が室堂周辺にあればそりゃもう最高でしょう。