蛭ヶ岳は定番ルートで
2018.12.09 蛭ヶ岳(1,673m 神奈川県)
毎年この時期になると登ってるような気がする蛭ヶ岳。
なぜかと言うと、晩秋〜初冬にかけて寒いだけで雪が無いことによる山欲の低下が原因です。
で、冬の雪山に向けて足慣らしを行うわけですが、この道志側から入る蛭ヶ岳のルートが費用的にも体力的にも丁度いいので、毎年この時期に登るのが恒例になりつつあります。
今回はちょっとした事件がありまして。
後半の階段に差し掛かるあたりで、すれ違いの方と挨拶をかわした際
『つかぬ事をお聞きしますが、落とし物をされて戻ってるわけでは無いですよね?』
「?? これから登ります。」
『実はお金を拾ったんですよ…』
と、封筒に入ったお金を差し出された。
私たちはすぐに、落とし主がさっきすれ違った歩荷の方々だと直感した。
この方々が追い付いて手渡せるとも思えないので、預かって小屋に届けることにしました。
蛭ヶ岳は何度も訪れているが小屋に入るのは初めて。事情を話しお金を届けました。
歩荷の方々が当日中に戻ってくるのかと思っっていたら、次に来るのは数日後だそうで。まあ本人の手に戻ってくれればいいか。一件落着。
しかしこのルート、静かでいいなぁ。
山頂はそれなりに人がいるんだけど、途中で会うのはすれ違いで数組のみ。
足慣らしには最適なのです。
ドカ雪が降ったらまた来ようっと。