平日に人の少ない赤岳で贅沢気分に浸る
2019.03.22 赤岳(2,899m 山梨県・長野県)
冬の八ヶ岳は2年ぶり。あまり積極的に来るエリアではありません。
特に人の多さから敬遠がちな赤岳へ、平日に休みを取って登ってきました。
翌日も休みだし早く帰る必要もないので、赤岳から硫黄岳を周回するつもりで歩き出したが、寝不足、靴擦れ、そして行者小屋時点でのこの天気。赤岳すら登らず、赤岳鉱泉に寄って帰ろうかと思っていました。
居合わせた数人の登山者たちが赤岳に向かっていったので渋々登ることにしました。
文三郎ルートはガスの中。風が強くなってきたのでガスを飛ばしてくれないかと期待しつつも足取りは重く。
中岳からの稜線に出ると風はさらに増し、強風対策を施して進みます。すると物凄い勢いでガスが飛ばされて、青空がちらほら見えるようになってきました。ここまであまりカメラに手を伸ばしていませんでしたが、この辺りから枚数が嵩みます。
先行者のこのお二人、のちにTwitterのフォロワーさんだということが判明。この時間このルートには7〜8人しかいなかったのにスゴイ偶然です。
山頂に着く頃には硫黄岳より南側はほぼ晴れて、南アルプスまで見渡せました。他の皆さんは文三郎方面に戻っていきましたが、私は地蔵尾根方面に下ります。強風には変わりなく、頂上山荘へのリッジは緊張しました。
天望荘の裏手で風を凌ぎながらのんびりしました。風が凌げればこの上なく快適です。
山頂からここまで二人とすれ違いましたが、休憩中は誰も通ることなく静かな赤岳を満喫しました。
地蔵尾根を下りて行者小屋でまた休憩。女性が荷物をまとめて出発するところをパチリ。カッコ良かったです。
朝と比べるとすっかり天気も気分も良くなって、登って良かったと思えました。ただ硫黄岳への日帰り縦走は未だ叶えず。いずれやってみたいところです。
週末だと赤岳や谷川岳など、雪山人気も高くなり混雑してるイメージですが、平日は実に快適。メジャーなところは平日に限る!
でもそれはなかなかね・・・。
下山後は美濃戸口にできたJ&Nというオサレなところでお風呂に入りました。八ヶ岳の西側だと縄文の湯一択だった選択肢が増えましたが、小さいお風呂なので週末の午後なんかは混雑しそうです。