Now On Summit

主に登山の記憶

十石山 パウダーとワカンと物欲と

 

2020.02.11 十石山(2,525m 長野県

 

 

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飛び石連休の中日を休みにしたので三連休だったんですが、天気を見てたら最終日に日帰りという勿体ない連休になりました。しかも翌日の出勤が早い!だいたいそんな時は近場でお茶を濁すんですが、ガッツリ雪を踏むべく十石山から変更せずに時間を設定して引き返す予定で。

 

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前日まで今季最強寒波が来ていてパウダースノーが20〜50cmほど積もっていました。BCスキーヤーのトレースが数人分。小さめのワカンが一人?もしかしたらノートレースかもしれないと思っていたのでラッキーと言うべきか残念と言うべきか。

 

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最初から急登で、登りきったところで先行のご夫婦に追いつきます。このご夫婦、ご主人さんがスキー(スプリットボード)で奥さんが木製のワカン。なぜスキーとワカン?と思いましたが、結局僕が奥さんをリードすることに。ご主人さんはどんどん先行し、時々奥さんとトランシーバーで連絡を取ってるよう。謎。

 

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所詮ワカンはパウダースノーのスキートレースには無力で、スネラッセルを強いられることも多かったり、3回踏んで足場を固めたり、思うように進みません。そのうちスノーシューの後続に抜かれた後はかなり歩きやすくなりました。と思うのも束の間、設定時間の11時のアラームが鳴りました。無念。

 

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登りでは乗鞍が見えましたが穂高が見れず悔しかったのですが、下り途中で穂高が見えていたことに気づきました。これでもう何も思い残すことはないと言わんばかりに下りました。

 

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登ってくる人、皆さんスキーかスノーシュー。この雪質ではワカンは厳しいですね。スノーシューは欲しいが踏ん切りがつかない。

 

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それほど下調べもせずに突っ込んでしまいましたが、樹林帯も抜けられず雪と戯れただけの山行になりました。リベンジしたいかというとそうでもありません(笑)

 

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下の方では木影がやたらとカッコよかったので撮りまくりました。

 

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Camera : FUJIFILM X-T2

Film Simulation : ASTIA

Lens : FUJIFILM XF16-80mmF4 R OIS WR

 

 

 

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