Now On Summit

主に登山の記憶

足慣らしに蛭ヶ岳でも登っておこうか

 

2017.11.12 蛭ヶ岳(1,673m 神奈川県)

 

山の紅葉が最盛期の10月は山以外のお出かけが続いていたのと、紅葉と雪山の間の時期は毎年のことながら山に向かうモチベーションが上がらない時期でもあります。せめて雪山に向けて体力の維持向上のため、近場でそこそこの距離をサクッと登れるこの青根からの蛭ヶ岳は、ここ数年の私の定番ルートです。駐車スペースが狭いので、日の出前到着は必須です。

 

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東海自然歩道の尾根までは尾根ルートと谷ルートがありますが、今まで尾根ルートしか通った事がなく、前回、冬シーズンに来た時に途中で会ったご夫婦に、どっちが楽か聞かれたことがありました。そんな事もあり、今回は谷ルートで登る事にしました。

 

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結果、谷ルートのほうが整備されていて楽だと感じます。ただ、東海自然歩道まで上がっても、尾根ルートと合流するまで若干の上りが続いていて遠回り感が否めません。安全確実に行くなら谷ルート、いち早く登山道に入り、時短(かもしれない)を目指すなら尾根ルートでしょう。

 

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東海自然歩道は樹々の間から白根三山や丹沢方面が望める好ルートです。この時期の早い時間帯だとここまで日陰なので、太陽の温もりも感じることができます。

 

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姫次(ひめつぎ)は富士山の展望ポイントでベンチもあるので休憩に最適です。ここでこの日初めての登山者というかハイカーに会います。蛭ヶ岳山荘に泊まったという外人さんの若者3人組。私が持って来たおにぎりせんべいを分け合い、彼らがカタコトの日本語で、私がカタコトの英語でおかしな会話を楽しみました。

 

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登山道の紅葉はほぼ終わっていて、見るべきは足下かなーと。マツのイエローカーペットを歩きます。

 

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9時。山頂に到着しました。

南アルプス八ヶ岳までくっきりの快晴です。八ヶ岳編笠山の左奥に雪を纏った穂高連峰が見えるんですね。初めて知って感動しました。

 

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南側は丹沢山方面への稜線です。笹の登山道がそそります。

 

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帰りは東海自然歩道か尾根ルートで下りました。

 

季節は秋から冬へ。

雪山も楽しみにしていますが、11月18日現在、腰痛発症で掴まって歩くのがやっとの状況で、雪山予定は白紙に。次歩けるのはいつになるだろうか。

 

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