Now On Summit

主に登山の記憶

もう春の陽気 コマノカミノ頭

2016.03.05 コマノカミノ頭 (1,464m 新潟県


二週連続で上越に来ました。
ここはTwitterのフォロワーさんが以前行っていた積雪期限定のルートで、いくつかある稜線上のピークうちの一つ。3月頭とは思えない重い雪に苦戦するも素晴らしい景色に出会えて大満足でした。



(画像をクリックすると1920×1280で見ることができます。)

安全登山の広場P〜蓬沢〜コマノカミノ頭〜蓬沢〜安全登山の広場P


積雪1mほど。やはり少ないんだろうな。
さて、どこを登ろうか。
自分たちのトレースのみ。
.


ヤマレコで一週前にこの尾根を登ってシシゴヤノ頭まで行ったレコを見たが、トレースは見当たらない。仕方ないので2人で頑張ってみた。



気付いたらこんな急斜面。
今日は一人じゃないので頼もしい。


稜線に上がる直前にテント装備で稜線から下りて来た方がいた。荒沢山から縦走してきたらしい。足拍子岳はアルパインな山だと何かで見たけど、普通の縦走登山者だったな。



クリームパンのような雪庇。食いつきたい。
堪らん。
蓬ヒュッテが見えてる。
気持ちいい!


稜線に出てからコマノカミノ頭まで往復40〜50分。山頂にはこれと言って何もなく、さっき会った方のトレースも、立ち止まった様子もなかった。



あまりパノラマ写真は撮りません。
登ってきた至高の稜線。
気温も上がってズブズブな林道歩き。


どんどんこのエリアにのめり込む自分がいる。
それも悪くないだろう。

山頂に 立ってナンボの 平標山

2016.02.28 平標山 (1,984m 群馬県新潟県


前日の阿寺山から下山して、六日町IC横のイオンで買出しと、宿場の湯でお風呂をいただき、火打峠トンネル横の駐車スペースでテント泊。今回は平標山の登頂を目指します。
一番にスタートしようと準備してたら車が1台。2名のボーダーが先にスタートしていった。




(画像をクリックすると1920×1280で見ることができます。)

火打峠P〜ヤカイ沢左岸〜支尾根〜平標山〜松手山〜鉄塔〜火打峠P



林道は一番奥の建物の前まで除雪されていた。その先は締まった雪道なのでそのまま進む。
前を歩くボーダーがヤカイ沢のほうへ入っていった。後を追う。ちなみにヤカイ沢のルートは積雪期専用ルートです。

まっすぐ行くと夏道。左に上がるとヤカイ沢左岸ルート。

途中でボーダーの2人を追い越す。年齢的には少し先輩な感じ。この年代の方々でスノーボード、しかもBCとなれば相当なベテランさんであろう。(予想)
前日までのトレースがあるので迷うことはないが、トレースは取り付く予定の尾根に行かずにまだ沢沿いに続いている。アイゼンを履いてノートレースの尾根に突っ込むべきか。するとボーダーの2人はトレース通りに登っていった。また後を追う。

山頂が見えている。稜線は風が強そうなので、帽子を脱いでバラクラバに変更。


ボーダーの2人が休憩していたのでお先に行かせてもらうが、この辺りから急登になり、前日に引き続き秘技牛歩。もうすでに足もパンパンなのです。
ボーダーの2人とはずいぶん間が開いたのは確認していたはずなのに、尾根が近づいてくると別ルートでアプローチ。気付けば抜かされていた。歩幅が倍ほど違う。

前日までのトレースが風で消えかかっている。
中にはボードで下ったトレースもあるので、それに乗ると多少なりとも沈む。
トレースの両脇にストックのトレースがあるのが登りのトレースだ。
今回一つ学習したこと。


支尾根に上がった。雪庇が張り出しているが、全然小さいらしい。このエリアの積雪期限定ルートはどこもこんな雪庇の上を歩くルートだ。テントを持って歩きたい。
雪庇の尾根の先に苗場スキー場。
苗場山は遥か右。

尾根には前日のトレースより少しだけ下に出たので、ノートレースの雪庇上を歩く。アイゼンがザクザク効いて気持ちがいい。
どう見ても小さい雪庇。
雪庇が崩れる心配は少なそうだが。

前日のトレースと合流した後、国境稜線と合流。思ってたほど風はないが、足元はアイスバーンになっていた。


眼下に山ノ家、その先は大源太山を経て三国山へ。
昨シーズン三国峠からここまで来ようとしてた。
火打峠に下りてもバスが繋がっていない為ピストンするつもりだった。
遠いなぁ。

仙ノ倉山とご対面。雄大である。
ザクザク歩きながら頂上を目指しているつもりだが、実際のリズムは・・・・・・ザク・・・・・・ザク・・・・・・ザク・・・・・・ふぅ・・・・・・くらい。

ここの斜面も例年の積雪ならツルンとするくらい積もるのかな。



最後の力を振り絞る。

今なら山頂一番乗りだと思った瞬間、どこからともなくスキーヤーが現れて颯爽とお抜きになっていかれた。
またしてもスキーヤー恐るべし。


平標山頂に到着。
頑張った甲斐があった。360度絶景。やはり山は山頂に立ってナンボだなと思った。
エビの尻尾が凄いことになっている。
憧れの東谷山〜日白山〜タカマタギ
この週末はここに行く予定だった。
右から一ノ倉岳、茂倉岳。
左奥が馬蹄形朝日岳の辺り。
その手前、岩が黒々してるのは武能岳かな。
手前から仙ノ倉、万太郎山。
雪煙が舞っているのは谷川岳
左中央荒沢山からシシゴヤノ頭までの稜線。
奥はいつか行きたい巻機山からの国境稜線。
平標山ノ家、大源太山(上越マッターホルンじゃないほう)

絶景を楽しんでるとだんだん賑やかになってきたので、松手山ルートから来た方にルート状況を聞くと、「全然雪ないよ(例年に比べて)」とのこと。まあ来た人がいるんだから行けるよね。


下り始めてすぐ、ゴーグルをした若者がすごい勢いで登ってきた。
彼がアイゼンを履いていたので、自分もそのままアイゼンで。

下りは本当に速い。そんなに速く歩いてるつもりもないのに速い。あっという間に景色が変わる。
仙ノ倉山も見納めかしら。

ここまでパッと見、スキー・スノーボード以外の登山者の足元はスノーシュー4人、アイゼン2人(自分含)。前日、スノーシューのラッセル能力をまざまざと見せ付けられて、スノーシューの人が言う「雪がない」は話半分で聞いていた。
たしかに雪は無い。
こんな夏道が出ているところも。

それでも沈むところはスネくらいまで沈む。さっきの若者はずっとアイゼンで来たようだが、山頂手前であの力強さ。このくらいのラッセルなんて屁でもないのだろう。
ヘタレおじさんはワカンにチェンジ。
松手山周辺の尾根は今回のルートでは最大級の雪庇。

松手山を過ぎると激下りになる。たいがいどこ行っても上りと下りでルートを変えると、下りのルートはキツそうに見えるものである。今回もまた然り。
激下りの途中、アイゼンに変えようと立ち止まると、自慢のラチェット式ワカンが壊れていた。
壊れた部分は加工した金具ではなく、樹脂ベルトの輪の断裂。
ワカンという大きな抵抗が樹脂ベルトにかかる負荷は軽アイゼンの比ではないということか。

そうこうしてるうちにゴーグルの若者が下りて来た。早っ。
こっちは長く感じているこのルートに嫌気が差しているというのに

「標高差1000は大変ですよね〜」

と言って消えていった。なんともスゴイ。



赤-----今回のルート
紫-----登るつもりだった尾根
黄-----この尾根で行けば楽なんじゃないかな。今回トレース見当たらず。
※手書きです






BCスキーヤー恐るべし 阿寺山

2016.02.27 阿寺山 (1,509m 新潟県


あでらやま。
BCスキーヤーの間で人気の山らしい。最近知った。登山するには時期的に早いような気もするが、この週末はテントは控えて日帰りの山を探していたらここになった。標高差1100mほど。なかなかのもんですぞ。




(画像をクリックすると1920×1280で見ることができます。)

広堀橋P〜山頂直下雪原〜広堀橋P

最初は林道?
先行者はボードを背負ったスノーシューの2人。と思っていたらあっという間にスキーヤーに抜かれた。

あの黒い森の尾根をひたすら登っていけば頂上のはず。

次々とスキーヤーが登ってきて、次々と追い抜いていく。
藪っぽいところでは大変そうだが、スキーヤーの登りは速い。


中央奥のデコボコが八海山の八ツ峰、右の凛々しい山は五竜岳


急斜面ではスキーは直登できないため、ジグザグに登っていく。
わかんで直登しようとすると膝上くらいのラッセルは必須で、一人では到底もたないのでスキーとシューのトレースを追う。


なんとなく湿り気があるパウダースノーがブナの森を覆いつくしている。

緩斜面と急斜面が交互にあって、ひたすらトレースを辿るがワカンの浮力ではスキー・スノーシューのトレースが役に立たないほど沈む。場所によっては何度も足場を固めないと登れない区間もあった。


ブナも少なくなってきた。そろそろ抜けるか。

緩斜面も傍から見たら笑われちゃうようなペースで歩く。秘技牛歩。
次の急斜面を登ったら頂上かなと、何回考えて何回肩を落としたか。

だいぶ抜けた。魚沼の山々が見渡せる。


スキーヤーが滑ってくる。
登りの尾根ではなく谷へ滑っていく人もいるので人数は少なめ。



こここそ頂上だろ!と思って気合で登ったけどまだまだ続くよ。


次の急斜面を登ると大雪原に出た。
まだ先にピークは見えるし、反対側の山々の頭すら見えない。少し考えて、ここは頂上ではないという結論が出た。この景色を見た瞬間にほぼほぼ決まっていたが、果てしない景色が広がっているこの場所が今日のピークに決定。



ぼんやりと巻機山だろうか。でかい。


ほとんどのスキーヤーは下りていなくなっている中、スノーシューで登ったボーダー2人が下りてきた。聞けば、頂上はそこに見えているピークの先。頂上からはエチコマ中ノ岳もドーンと見えるらしい。
せっかくここまで来て、その景色を見ないで下りるのは悔しいが、心は折れ、体力は限界。これ以上登ることはできなかった。


その先の景色が見たかった。


この雪原も例年だと木が全て埋まってまっさらな雪原になるという。そうなったらまた来よう。もう少し雪が締まった3月後半がいいかな。ワカンで登山するには時期が少し早かったね。せめてもう一人いれば頂上に立てたと思う。
これくらいの条件の山を一人で登り切る体力が欲しい。


本来の計画では3月にテント持参で来て五竜岳も登る予定だったが、登れるのかアレ。


下り始めてしばらくするとスキーヤーが一人登ってきた。

「あれ?さっき・・・」
『二回目です』



BCスキーヤー恐るべし。





爆風の八方尾根から厳冬期の唐松岳を目指せ

2016.02.07 八方尾根 (長野県)


ヤマテン予報は朝方ガスで昼以降晴れ。
雲海で大展望だな、こりゃ。
日帰りで行く予定がなかった場所なので不本意ではあるが、行くしかない!

・・・あれ?


(画像をクリックすると1920×1280で見ることができます。)

八方尾根スキー場〜八方池〜丸山ケルン〜八方池〜八方尾根スキー場


ゴンドラ前の駐車場に着いたときには雪がチラチラ降っていた。
リフトに乗ってるときもジャンジャン降っていた。
八方池山荘前に着いたときにはホワイトアウト
一瞬躊躇したけれど、BCスキーの2パーティが先に登っていったので付いて行く。


なんとなく先が見えてきた。

上ノ樺を越えた、どこぞの丸いピーク。
風がすごいのがわかる。

スキーヤーが滑ってきた。カッコヨス。
スキーなら帰りのゴンドラの時間も気にしなくていいので羨ましい。
あ、目的が違うか。

丸山ケルンから。
奥に見えるのは頂上か。まだ結構あるな。
風もすごいので撤退!

風を写真で表現するのはどうすればいいのか。

やっぱり難しい。
天気はずっとこんな感じ。不帰も全貌をハッキリ見せることはなかった。

雲海になってくれるはずだった雲は、高い位置をキープしている。

これから登るスキーヤー達。
夕方は晴れたので、この人達はいい景色が見れたかな。

幻想的な尾根を見上げて。

白馬二山(笑)がチョロっと。

完成形のラチェット式ワカンが活躍した。作ってよかった。

ワカンで膝下ラッセルも体験。平坦ならまだしも上りだとキツイね。こんな軽いザックでキツイとか言っているようじゃ、まだまだですな。

バラクラバ・ゴーグル・オーバーグローブ等はすぐに出せるようにしておかないとね。強風が予想されるときには最初からバラクラバは被っておいてもいい。教訓。

次に来るときはテントで時間を気にせず、唐松岳を目指したい。

わかんをラチェット式ベルトに改造

[追記]2017.04.10
2016シーズンに一度プラベルトが切れ、ベルトの為だけに軽アイゼンを購入し付け替えましたが、2017シーズンにまた切れたので、元に戻しました。
脱着が楽なので重宝していましたが、耐久性に難アリです。


もともとはオクトスで発売された「アルミわかんラチェット式」を知って、出番の減ったラチェット式の軽アイゼンもあることだし、そのバンドを流用できないかと思ったことから始まった。

現物を見るまでもなく、軽アイゼンからラチェットベルトは外せるだろうし、わかんのベルトに付いてる輪を利用すれば誰にでもできそうだ。
と考えて、ベルトの取り回しを試行錯誤してできたのがこの初代バージョン。



実際に山で試し履きしてみると、なんとなくグニャグニャしてる感じはあるが概ね良好。強いて言えば試行錯誤の末に決まったベルトの余った部分がゴチャゴチャしてて邪魔。
ゴチャゴチャが気にならないという方はこのバージョンはオススメ。


[追記]
赤ベルトの取り回し方の一例を載せました。
後ろ側のベルトは前後逆にして、U字型の部分を真ん中の中に通してしまうのもいいかもしれません。
文章での説明が難しいので、伝わり辛くてごめんなさい。





Dカンを直付けすればシンプルになりそうなので変更してみた。
しかしDカンは近所では手に入らず、しかもDカンだけでは縦の長さが足りなそうってことで、コーナンに売ってた月カン30mmを購入。


これは問題外。



月カンをベルト幅25mmに合わせて且つ縦の長さを伸ばすために変形させた。
この時点で誰にでもできる改造ではないような気がしますが。



なんとなく理想な形になったが、非装着時にこの変形させた月カンがくるくる回って、いざ装着しようとする時に所定のポジションに落ち着かなくてイライラすることは容易に想像できる。加工の手間の割りにイマイチなので、この二代目バージョンはオススメできない。


もう少し縦の長さが欲しいことと、所定のポジションに落ち着かせるために工作することにした。
3mmのステンレス棒を買ってきて長さ85mm(ベルト幅25mm+30mm+30mm)にカットし↓のように曲げる。プライヤー2本あればなんとか曲げられるが、手にマメができるのでオススメしません。据付の万力に挟んで叩いて曲げれば楽です。(誰でもできませんねコレは。)



月カン30mmはそのまま使うとちょうどいい。


裏から見るとこんな感じ。

月カンはクルクル回りません。

最終完成形。

アップで。

誰でもできる改造ではなくなってしまったが、個人的にはこの最終完成バージョンは納得の出来。


加工ができる方なら↓のように3mmステン棒を曲げて、ベルトに通した後に矢印の位置をプライヤーで閉じれば更にシンプルなのができそう。
直径30〜40mmくらいの丸カンでもいいかも。


手がかじかむ寒さの中、わかんのベルトを通す煩わしさが解消されて満足度が高いです。
片足に要する時間は、取り付け20秒、取り外し5秒です。付けたり外したりが手間ではなくなるので、出番が増えそうです。
もしかしたら改造したことでできなくなったワカン歩行技術があるかもしれません。もしこの記事を見て改造して、使ってみて不都合がありましたら、コメントください。

記事中の写真にラチェットベルトが2種類写ってますが、2セット作って写真を撮ったり撮らなかったりでしたので、統一性なくややこしくて申し訳ありません。



※改造の作業中、改造が起因する事故・怪我等に対して、当方は一切の責任を負いません。
 また、加工品の強度、耐久性も当方は一切保障いたしません。
 改造はあくまで自己責任でお願いいたします。



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デリコ、大室山に登ったってよ

2016.01.24 大室山 (1,587m 神奈川県・山梨県


1月18日。関東地方に雪が降った。
2014年2月の大雪ほどではないけれど、丹沢山塊はかなり積もった様子。裏丹沢なら空いているだろうと、まだ未踏の大室山へ。ホントは蛭ヶ岳を目指したかったが登山口にたどり着けずに急遽変更したのでした。



(画像をクリックすると1920×1280で見ることができます。)

吊橋〜茅ノ尾根〜大室山〜茅ノ尾根〜吊橋



ひたすら尾根通しの登山道を行く。

雪も増え、いい感じの林。
木々の隙間から蛭ヶ岳が見えてくる。

バージンスノーが輝いている。

山頂直下は霧氷地帯だった。

トレースはあるけど、それほど踏まれていない。

この日は丹沢全域で霧氷祭りだったようだ。

木漏れ日と影のコントラスト。

丹沢の雪は2,3日で解けてドロドロになることが多い。しかしこの週は寒気が居座ったため一週間たっても雪はバッチリ残っていた。
まさか展望のない山だとは知らず2人にしか会っていないが、静かな丹沢を楽しめた。



日光白根山までは行ってません

2016.01.09-10 日光白根山 (2,578m 群馬県・栃木県)


前日のヤマテン予報では9日午後から10日朝まで晴れ。
初日に登ってもいいし、2日目朝でもいいな。前白根山手前でテントを張ろう。

スタートも遅くなってしまい、テントを張った後に山頂に向かうが、避難小屋手前でタイムリミットになり引き返す。
翌朝は風が強く、前日には見えていた山頂もガスの中。無理して行く事もないのでそのまま下山した。



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1日目
湯元スキー場〜外山鞍部〜幕営適地でテント設営〜前白根山〜避難小屋手前〜前白根山幕営適地(テント泊)

2日目
幕営適地〜外山鞍部〜湯元スキー場


スキー場からの急登を登り終えて太陽に迎えられる
樹林帯の尾根道
戦場ヶ原と男体山
前白根からの稜線
日光白根山頂アップ
前白根に登り返す


「荒れてるので下山します。」
「雪山だもん。それが嫌なら登らないほうがいい。」

下山してる途中、初めて会った上りのパーティとの会話。
その嫌味っぽさに、少々後味の悪い下山となった。