百蔵山で新緑を
2022.06.05 百蔵山(山梨県 1,003m)
天気良くなさそうなので展望なさそうなとこでいっかー。
てな感じで3時間ほどで周回できる近場の山を探して見つかったのがここ。
こういう山をそれなりの頻度で登れればいいんだけどな。
朝登って昼には帰り、午後は有意義に過ごす。理想。
展望がないのは天気のせいだけでなさそう。
心の目でイマジネーション。
下山途中の唯一開けた場所で辛うじて富士山見えた。
全部SONY α7iiiにMINOLTA MC ROKKOR PG 50mm F1.4というオールドレンズで撮ってるんですが、歩いてる妻にピントを合わせるのは難しいけど、ピントが合った写真は普通に現代っぽい写りなので、無理やりオールド感出してます。
百蔵山・大同山 / デリコさんの大同山・百蔵山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
GW立山 雷鳥と星
いよいよ来ました。
このGWに立山2泊3日を計画したのはほぼ一年前。2週間ほど前から天気予報に一喜一憂していたが、ラッキーな事に3日間終日晴れに恵まれました。
どこかの山頂を踏めればいいやという緩さで、主目的は雷鳥と星の撮影。去年から使っているSONY α7iiiに白くてデカい望遠レンズSEL100400GMを導入。全部ickwさんのせいだ。
数年前にもGWの立山に来たことがありまして、その時は大阪〜金沢と旅行した締めくくりに雷鳥沢1泊したのですが、立山駅でのチケットの列が凄い。朝4時ごろに並んで既に100人ほどの列になっていました。
なんで予約制にしないんだろと思ってたら、WEBきっぷなるものを発見。GWを含む春期間の分は3/15から販売開始とのことで、日程は決めていたため5/3発を発売開始直後にGETしました。
次なる関門は立山駅の駐車場。なるべく駅近に停めたいが、到着が遅くなることが予想されていたので周辺の駐車場もチェックしておき、砂防博物館の裏のほうの駐車場に停めました。
暗いうちに来ればとりあえず駐車に困ることはなさそうです。
車で少し寝たあと、6時頃に立山駅に行ってみると案の定長蛇の列になっていました。まだ始発前でしたがWEBきっぷの発券機が使えたので、QRコードをかざして5秒で発券完了。便利な世の中になったものです。
そもそもなぜ神奈川の人間が立山駅からのアルペンルートなのかというと、
・乗り換えが少なく、楽チン
・下山後の寿司
これ以外に無いです。
この日の雪の大谷は17mだそうです。バスから見るだけで歩いて行ったことはありません。
前日に2〜30センチほど積もったようで、残雪期の汚い雪ではなくパウダースノーでふかふかでした。スキースノボは楽しいだろうなぁ。
整地するおじさん。
雷鳥探索も兼ねて一ノ腰まで。
妻は最近山に登ってないのでキツそう。
一ノ腰まで行けば向こう側の北アルプスが見えますが、この陽気でかなり霞んでいて、それほど感動することなく下山。
山岳警備隊の雪上車。
気持ち良さそうなシュプール。
一度テントに戻ってからビールを仕入れに雷鳥沢ヒュッテへ。ここからの展望も素晴らしいです。
天気が良すぎて天の川が待ちきれず早めに撮影開始しちゃう。
天の川の撮影は広角レンズが定番ですが、私はSONY SEL20F18Gという20mm F1.8のレンズを使用しています。広角すぎず使いやすいですが、雷鳥沢からの天の川は24mmがいいかなぁと思います。
角度的には一ノ腰から雄山への稜線と並行になるこの辺りが好き。
前回はOM-Dでしたので劇的な画質向上に感動しています。しかし真っ白な雪の写真もそうなのですが、所々マゼンダ被りしてるのが気になる〜。保護フィルターの仕業でしょうか。
星景写真をスタックするソフトはこちら↓
2日目。
別山まで行こうか雷鳥探索に行こうか、登り始めてる人達を尻目にラーメンを。
上は風が強そうな感じなので、とりあえず剱御前まで行けば剱岳が見えるかな。行こう。
朝のうちは高曇りで、スッキリとはいかない天気でした。剱御前手前のハイマツ帯から風が強くなってきたのでジャケットを羽織ります。
小屋からは剱岳ドーン。やはり別山方面まで行かないと全貌が見えませんね。行ってみましょうか。
と思って一段上がってみるととてつもない爆風が。いやいや、進んでる人いるけど、よく歩けるな。ってくらいの爆風の中、スリラーごっこして下りてきました。
スノーボードも風に煽られて大変だね。この方々、奥大日岳をバックにこのリッジで記念撮影されてたのでついでにパシャリ。聞けば全日本選手権で賞状を貰うような方だとか。
テント場に戻ってきました。
我が家のテントはNEMOの中でもまだマイナーな型だと思っておりましたが、この写真だけで我が家含め3張。ここ以外にも少なくとも2張は見たので、メジャーになってきたのかしら。
ペグが打てる所だと快適です。
ここまで雷鳥には会っていませんでしたので、午後はみくりが池まで雷鳥探索へ。
散々歩いた割につがいが1ペアのみの遭遇。ホントに雷鳥さん居ないなぁ。
ブログ繋がりの方やTwitterのフォロワーさんも何人か雷鳥沢にいるようで、実際にお会いしました。
陽が傾き始めた頃、テント場のすぐ上のハイマツ帯に雷鳥が現れたという情報を得て、頑張って登りました。なかなかハイマツの中から出てきてくれませんでしたが、デカくて重いSEL100400GMを持ってきて良かった。市川さんのおかげです。
気がついたら陽が沈みかかっていました。
また夜中に撮影しなきゃ行けないのに!
なんとか起きれて撮影開始。
↑ 20mm
↑ 24mmくらいにトリミング
SEL2470Zで約50mm
F4なのでISO12800まで上げて20枚以上重ねてます。こういうのも面白い。
後処理が面倒だけど。
3日目。
さて、朝イチで帰りますよ。
お寿司食べて渋滞にハマって帰らないといけないので。
このお二方、帰りのアルペンルートの並びで一緒になり、色々お話していたところに「山戀し工房」の代表取締役が現れて、山戀し工房の話になり、バッグ等の販売に一役買った模様。
我が家(妻)もサコッシュを発注。
さよなら立山。
また会う日まで。
最高だな、ここ。
春の南会津 窓明山周回
2022.04.10-11 窓明山(福島県 1,842m)
天の川チャンスな週末、奥只見シルバーラインは開通してるのに銀山平に出られない。
せっかく思い出の日向倉山に行こうとしてたのに。
となると標高差の少ない南会津のブナ街道の東端、山毛欅沢山にしようかと向ってみたが、
登山口付近の雪が少なそうなので、第三候補だった窓明山〜三岩岳の周回に決めた。
そこそこ標高差もあるので体力も無いしできれば行きたくなかったが、なんとか周回だけはできた。三岩岳は手前でショートカットしました。
山はすっかり春の装い。
この日も気温が高く、THE 残雪期登山でした。
左が三岩岳、右が窓明山。
真っ白すぎてニヤけちゃう。
↑この辺りでテント張ろうか考え出して
結局↓この辺りで張りました。ほぼ山頂直下。
早々に寝て2時前に起きる。
お待ちかね、天の川タイムです。
若干風は吹いていたけど寒くなかったので色々試しながら撮りました。
ぼっちテント最高です。
朝、山頂から。新潟方面の山々。
真っ白だけど斜面は所々にヒビが入ってます。
いい尾根だと思っていましたが、これがなかなかどうして。
三岩岳〜会津駒ヶ岳はだだっ広い尾根だったので、そんなイメージを勝手にしてたのですが、うねってるは崩れてるはで予想以上に体力を消耗したので、ほぼほぼ三岩岳はパスすることを決めました。
下りは早い早い。
下の方は雪が繋がってるとは思えなかったので沢沿いに入りました。
ほぼ雪で埋まってたけど、水の流れる音や、デブリ等、行ってはいけないルートですね。
少しだけ時期が遅かったようです。
歩きにくいってことはないけど、もう少し雪が綺麗だったらな。
また歩いてみたいルートでした。
窓明山〜三岩岳(ショートカット)周回 / デリコさんの巽沢山・窓明山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
鉢伏山からの美しの塔で天の川
2022.03.06 鉢伏山(1,929m 長野県)
翌朝に美ヶ原で天の川を撮る予定なので、その前にどこか登りたいなと。
高ボッチよりもガッツリそうだったので鉢伏山を選びました。
カッチカチの雪で、たまらずアイゼン装着。
樹林帯を抜けると冬季通行止めの道路に出ます。
お、あれが山頂かな。
しかし車道をクネクネ歩くのでかなり回り道です。
小屋?の先で向こう側が開けました。
美ヶ原でしょうか。
この日はかなりの爆風で、写真を撮っていられませんでした。
薄いトレースの上はアイゼンで快適に歩けるのですが、山頂付近の鳥居以降トレースを見失ってしまい腿まで潜るので、爆風の中スノーシューに交換。ああ楽チン。
予報が悪かったからか、登山者はあまり見かけませんでした。
身体を動かすにはちょうどいい山でした。
翌朝に美ヶ原へ出向き、今年初の天の川を堪能しました。
鉢伏山 / デリコさんの鉢伏山(長野県岡谷市)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
コマノカミノ頭 惨敗
2022.02.26 コマノカミノ頭(1,464m 新潟県)
目指したんですが想像以上に雪が深くて単独ラッセルにも限界があり、少し開けたところで引き返しました。
隣は武能岳西尾根。
いつかは行きたいと思いながらもいけてない。
3時間ほどラッセルしてギブアップ。
少しだけど山が見えてたので、それほどモヤモヤすることもなく下山。
タカマタギ〜日白山の稜線かな。
また行きたいね。
コマノカミノ頭 惨敗 / デリコさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
シダンゴ山ハイキング
2022.02.23 シダンゴ山(758m 神奈川県)
とある晴れた冬の日に、丹沢の低い山にハイキングに行きました。
景色が素晴らしいとかではないけれど、土の匂い、森の匂いを堪能できて、妻も満足していました。
早い時間だったからか、数人しか会わず静かなハイキングになりました。
今年も日白山でありがとう
202.02.12 日白山(1,631m 新潟県)
今年もここに行くことができました。
雪山の中でも愛してやまない谷川エリアの新潟側。
このエリアはずーっと降雪してるので今か今かとタイミングを見計らっていて、ようやくこの時が訪れました。
前日は雪が降ってたけど、そこそこの人数が入っていたようで、東谷山まではトレースがしっかり残ってました。
この日は2番手だったけど、先頭の方が樹林帯側の前日のトレースを辿ってたので、新たなトレースを雪庇側に刻みます。スノーシューの本領発揮です。
毎度ここに来るたびにルートや周りの山々や霧氷には感心させられます。
これだけでも来た価値があります。
東谷山からはほぼノートレース。先頭の方がラインを引くのが見えます。
気持ちいい。
前日からテント泊で歩こうとしてたのでザックがでかい。中身は車にほとんど置いてきました(笑)
今回も素晴らしい展望に恵まれました。
感謝、感謝。
昨シーズンに買ったスノーシュー。
良いとこも悪いとこもあるけど、もっと早くに買っておけば良かった。
赤岳よりも西穂よりも、新潟のモフモフが好き。
下りはまぁまぁ積もってるまぁまぁな斜面を好き勝手に下りますが、これがまたまぁまぁエグい。
スノーシューじゃ下りにくいし、ツボ足じゃどれだけ潜るかわからない。この下りはワカン最強かなぁ。
それを差し引いても、この山は良い。
いつもありがとう。
今回も大満足でした。
東谷山・日白山・二居俣ノ頭 / デリコさんの日白山・東谷山(新潟県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ